口座関係のセキュリティ確認をする次いでに念の為のクレジット確認でCICへ情報開示請求をしてみた
はじめに
認証の弱い窓口によるトラブルがニュースで取り上げられ、手元のスマホでお金を扱っているアプリは大丈夫だろうかと確認してみました。
結果、二段階認証がいつのまにか追加されたけど有効にしていなかったアプリ、同じパスワードを使いまわしていたアプリ、インシデント対応でパスワードがリセットされログインできなかったアプリの存在が発覚。
それぞれ対処したものの、決済の大元として使っていたクレジットカードについても念の為に登録情報等を確認することに。ただ、カード会社によってフォーマットがまちまちです。そこで、有料にて契約内容と支払い状況が詳細に開示できるCICの情報開示を利用してみました。
CIC情報開示について
クレジット契約で利用した電話番号を元に本人確認を行い、千円の手数料にて電話番号に紐付いたクレジットカード情報の開示が行えます。手続きはパソコン・スマートフォン・郵送・CIC窓口のいずれかで可能です。
パソコン・スマートフォン
手続きはほぼ同じですが、パソコン経由時は開示申請フォーム入力がパソコンに限定され、スマートフォン経由時には開示申請フォーム入力がスマートフォンに限定されます。
郵送
書類を印刷し、手数料分の定額小為替と合わせて郵送します。書類が印刷出来ない状況向けに書類を郵送で取り寄せる電話窓口も存在します。
開示書類の到着までは10日程度ですが、開示請求者が法定相続人の場合はより時間がかかるようです。
窓口
本人確認書類と手数料を準備します。タッチパネルでの操作になるようです。
開示手順
以下、スマートフォンで実際に操作した手順となります。
- 手続きの説明を一通り読みます
- クレジットカードと運転免許証を用意します
- 受付番号発行窓口に電話して、キーパッド操作を行い、最後に発行される受付番号をメモします(暗記するにはきつめの長さです
- 申請フォームに入力します
- 申請フォームを送信してPDFを受け取ります(送信時に手数料が申請フォームへ入力したカード宛に請求されます
- PDFのパスワードをメモします(受付番号より更に長いです
- PDFを保存して開きます
PDFファイルは自身以外がアクセスできないところに置きましょう。iPhoneを使っている場合は、共有設定をオフにした状態でiCloud Drive等に保存するのが無難かもしれません。
開示される内容について
転載は禁止と明記されていたため、詳細な実データは載せません。
電話番号に紐付いたクレジットカードの情報が記載されており、複数のクレジットカードを持っている場合でも同じ番号で発行していれば、一度の申請で全てのカードを確認可能です。また、過去に電話番号と紐付けたスマートフォンを割賦等クレジットで支払っていた場合は、記録保存期限内のものであれば全て開示されます。
転職後に勤務先名を更新していなかったカードが有る場合もひと目でわかる状態です。
あとがき
手数料が千円掛かることと、開示した情報の更新は数カ月おきのため、頻繁な開示請求は無駄となります。年末に手元のクレジット情報を見直したい場合等には丁度よいかもしれません。